結成

1982年2月

「ゲヴァントハウス」結成40年 その歴史をたどる(記 2022年2月)

概要

当ゲヴァントハウスは、主に茨城県県南地域を中心として活動するクラシック音楽愛好家により組織されたグループです。 発足当時は月一回、各会員宅を持ち回り例会を行って参りましたが、 2006年9月より竜ヶ崎ショッピングセンター・ リブラ2階の「旧映画館」を主な活動の場と定め、活動を行っておりましたが 2020年1月末をもって “リブラ”が閉鎖することになりました。そのため、会場として使用していた 2階の旧映画館も使用不可能となり、この場所からの撤退を余儀なくされました。
2020年3月からは龍ヶ崎市市民活動センター(ここ)にて活動を続けております。

NPO法人”龍ヶ崎ゲヴァントハウス”とは

2013528日茨城県より「特定非営利活動法人(NPO法人)”龍ヶ崎ゲヴァントハウス”」として設立認定を受け再スタートしました。 この法人はクラシック音楽、オーディオなどの趣味を通じて会員の相互理解を深めボランティア精神でイベントを開催し一般の方々にも音楽芸術の素晴らしさを体験できる場を提供します。 曲目解説付きオリジナルCDコンサートに加えオーディオ、音楽業界著名人による講演会およびホームページによるこれら活動状況の発信、さらにイベントで使う放送録音音源のデジタル保存を精力的に進めて参ります。

新理事長挨拶

このたび当会、井原邦夫 理事長の令和23月末日を以ての退任を引き継ぎ4月より新理事長に就任しました羽村雅俊でございます。
3月より新会場に移し月1回の開催となりましたが当会が所蔵する貴重ライブ音源等々をご紹介しながら楽しいオリジナルCDコンサートを進めて参りたいと存じます。 またオーディオ並びに音楽界著名人による特別講演会も引き続き企画いたします。
どうぞご期待ください。
今後ともNPO法人「龍ヶ崎ゲヴァントハウス」を何卒よろしくお願い申し上げます。

                             令和2年4月1日(2020年)
             NPO法人「龍ヶ崎ゲヴァントハウス」 理事長 羽村 雅俊(カラヤニスト)

活動

月1回(原則第1土曜日)、龍ヶ崎市市民活動センター(ここ)でオリジナルCDコンサートを行っています。 また、当会は放送録音の膨大な資産を有して(オープンリール・コンパクトカセット・DAT)おり、 それらを文化的遺産と位置付け、そのインデックス及びアーカイヴのデジタル化を模索しております (活動の詳細については、当Webサイト内の「活動」をご覧ください)。

名称の由来

名称の“ゲヴァントハウス”は旧東ドイツの名門“ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団”に由来しています。 このオーケストラは1743年に設立され、メンデルスゾーンのカペルマイスター(楽長)以降、リスト、ベルリオーズ、 ブラームス、チャイコフスキーといった大作曲家が指揮台に上がる市民階級による自主運営する民間オーケストラとして世界で最も古い歴史と伝統を誇る楽団です。 我々は、「このオーケストラのような独自のカラーを持ち、歴史を作れるような 愛好会であり続けたい」という願いから命名されました。 2012年に“ゲヴァントハウス”は結成30周年を迎えました。

因みに、ゲヴァントハウス(gewandhaus)は「織物会館」の意味で、当時織物取引所であった建物の中に作られた500席程度の「ゲヴァントハウス・ホール」が1781年にオープンしました。 当時としては入場料さえ払えば誰でもオーケストラ演奏を聴けるようになった画期的な場所です。
”龍ヶ崎ゲヴァントハウス”は誰でも無料でクラシック音楽を楽しめる場を提供します。

ライプツィヒの初代ゲヴァントハウスホール