東条碩夫先生 特別講演会
日時:2019年4月20日土曜午後2時〜4時半(開場:午後1時30分)
場所:竜ヶ崎ショッピングセンター・リブラ 2階 「旧映画館」
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入場無料
主催:NPO法人 ”龍ヶ崎ゲヴァントハウス”

「東条碩夫が体験した昭和・平成、クラシック音楽界のエポックメーキング」

平成時代も幕を閉じます。 当法人はこれを期に「東条碩夫が体験した昭和・平成、クラシック音楽界のエポックメーキング」と題する特別講演を行います。 講師には元・エフエム東京・音楽プロデューサー、現・音楽評論家の東条碩夫先生をお迎えします。
東条先生は少年時代からワインガルトナー、トスカニーニ、フルトヴェングラーといった巨匠達の音楽を聴きながら成長しました。 その経験を生かし、エフエム東京の音楽プロデューサーに就任。 カラヤン、ベーム、シュワルツコップ、ミケランジェリ、ポリーニ等のコンサートを収録。また、分裂して誕生した新日本フィルの番組を企画。小澤征爾・新日本フィルを陰で支えました。
音楽評論家となった現在、年間230回以上のコンサートに通い、音楽評論を通じて音楽業界に大きな貢献をしております。東条先生が選んだ「昭和・平成、クラシック音楽界のエポックメーキング」とはどんなものでしょうか? 今まで語られてこなかった真実が語られるものと期待します

<「東条碩夫が体験した昭和&平成、クラシック音楽界のエポックメーキング」プログラム

~FM東京放送番組ライヴから~
【第1部】
【1】クルト・ザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン
     ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
       (1973年10月18日・東京厚生年金会館大ホール)
     ※いぶし銀の魅力・ドレスデン国立歌劇場管弦楽団初来日初日の1曲目

【2】フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
     ジュナン:「ヴェニスの謝肉祭」(1974年11月15日・東京文化会館大ホール)
          「ルツェルンの古い歌」(1976年10月21日・東京文化会館大ホール)
     ※ユーモアあふれるアンコール曲

【3】モーリス・アンドレ(トランペット)初来日演奏
     タルティーニ:「協奏曲」第3楽章(原曲はヴァイオリン協奏曲)
     テレマン:「協奏ソナタ」第3楽章
       (1973年4月13日・東京文化会館大ホール)
     ※超絶技巧でファンの度肝を抜いたアンコール曲

【4】ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団初来日 リハーサル風景
       (1970年5月・大阪国際フェスティバルホール)
     ※巨匠セルの最初で最後の来日 完全無欠の音づくりのリハーサル

【5】ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     スメタナ:交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
       (1974年6月30日・東京文化会館)
     ※チェコのオーケストラ日本初の「わが祖国」全曲演奏
      ハガキ応募総数11万5千通に上った
      FM東京「TDKオリジナルコンサート」無料公開録音

【第2部】
【1】小澤征爾指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
     武満徹:「カトレーン」より
       (1975年9月1日・東京厚生年金会館、同8日・東京文化会館)
     ※FM東京「TDKオリジナルコンサート」放送200回記念委嘱作品
      FM東京・昭和50年度文化庁芸術祭大賞受賞

【2】小澤征爾指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
     マーラー:交響曲第2番「復活」第1楽章&第5楽章より
       (1972年6月16日 東京文化会館)
     ※分裂直前の旧・日本フィル最後の定期公演、渾身の演奏

【3】ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」第4楽章
        (1977年11月16日・普門館)
       ※カラヤンの「運命」の中でも最大の豪演

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(付)東条碩夫が体験した昭和と平成のオペラ&コンサート・ハイライト10(国内)

  • イタリア・オペラ 1961年 デル・モナコ&テバルディ 「アンドレア・シェニエ」
  • ベルリン・ドイツオペラ 1963年 ベーム指揮 「フィデリオ」
  • バイロイト音楽祭 1967年 「トリスタンとイゾルデ」
  • ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団 1970年5月
  • バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル 1970年9月 マーラー「9番」
  • 小澤征爾指揮日本フィル 1972年6月16日 マーラー「復活」
  • クライバー指揮バイエルン州立管弦楽団 1986年5月 ベートーヴェン「7番」
  • ロイヤル・オペラ 1987年10~11月 コリン・デイヴィス指揮「ピーター・グライムズ」
  • サイトウ・キネン・フェスティバル 1992年9月 小澤征爾指揮「エディプス王」
  • キーロフ・オペラ 1993年11月 ゲルギエフ指揮「炎の天使」

講師略歴:東条碩夫(とうじょう ひろお)
音楽評論家。 1939年、東京生まれ。 早稲田大学卒業。元・エフエム東京、音楽プロデューサー。 年間に聴くコンサート回数230以上。ブログ「東条碩夫のコンサート日記」訪問者300万超。 モーストリー・クラシック誌に「東条碩夫の音楽巡礼記」連載。 共著に「朝比奈隆ベートーヴェンを語る」「伝説のクラシック・ライヴ」他。