"hatakeshun"のひとりごと(三浦環のオペラアリアを聴く)

 

7月6日、友人である西宮さんからのメール。
「コロナ騒動まだまだ終息しそうもありません。 小生巣籠状態です。 先日は友人から譲り受けたSPレコード200枚ほど、水洗いしました(右写真)。 友人の父上(祖父?)のものだったようで、全て戦前(昭和15年頃)のものでした。

 

 

 

 

その中になんとNHK朝ドラで話題の三浦環の”カヴァレリア・ルスティカーナ”のSPがありました(下写真)。「音は雑音だらけですが聴いてみて下さい」と友人。

NHK朝ドラ「エール」は福島出身の作曲家、古山祐一”古関裕而(1909~1989)”を主人公にしたドラマである。 主人公の恋人(後・結婚)音は少女時代、教会で双浦環”三浦環(1884~1946)”のソプラノを聴き感動。 歌手になることを決意する。

三浦環は日本人で初めて国際的に評価されたオペラ歌手。 1936年には凱旋帰国し、歌舞伎座でイタリア語で「蝶々夫人」を公演。この後、歌曲やオペラアリアのレコーディングを行った。 二宮さんが水洗いしたSPレコードはこの時レコーディングしたものである。

送信されてきた三浦環の「カヴァレリア・ルスチカーナ」、確かに雑音は多いが、その名唱に感慨を新たにした。(hatakeshun)

写真中央▷をクリックすると名唱が聴けます