"hatakeshun"のひとりごと(龍ヶ崎ゲヴァントハウス、コンサートホール閉鎖)

 

18日(土)は隣町のクラシック音楽愛好会「NPO法人 龍ヶ崎ゲヴァントハウス」にとって、記念すべきコンサートだった。 この法人が14年にわたって使用してきたコンサートホールが閉鎖されることになり、この会場(写真)における最後のコンサートになったのである。

このホールは関東鉄道・竜ヶ崎駅前にあるショッピングセンター「Ribra」の映画館を利用したもので、オーディオ担当、石井さん手作りのオーディオ再生装置が常設されており、その再生音はオーディオ評論家から1千万円の装置との折り紙をつけられていた。

ホールの音に魅かれ、北海道、大阪からもクラシックファンがかけつけた。小生は理事として数多くの音楽・オーディオ評論家を招聘し、講演を行っていただいた。 しかし、最盛期64の専門店が入り、SMAPのイベントも行われたというショッピングセンターは現在、見る影もなく閉鎖されることになった。 車社会、買い物客は郊外店に流れてしまったのである。

コンサート終了後、コンサートホールお別れ会&新年会開催。 福島からかけつけた市川さんが日本酒を持参した。二本松にある造り酒屋「奥の松」醸造の吟醸酒。 一口いただくと、豊潤な香りが体中に浸透した。 ただものではない!スマホで検索すると¥14,850と出た。 生涯2度と口にすることがないだろうということで写真に収めた。
最近は飲み会というとアッチが痛い、コッチが痛い、ウチの家内は・・・の話題で終始するが、この会はカラヤンだ、トスカニーニだ、音は耳でなく、体で聴くものだ、会話は聴こえなくなっても音楽を聴く能力は衰えない・・・などなど尽きることがない。
ゲヴァントハウスは3月から市の施設で再開する。