前回の”ひとりごと”に「バイロイトワーグナーフェステバル(1967)」と「東京オリンピック1964」のチケットを掲載したが、同じファイルに「マイルス・デイビス」と「キャンディーズ」があった。
チケットに公演年が印刷されていないので調べてみた。 結果、マイルスは1975年、キャンディーズは1978年ということがわかった。
クラシックオタクでジャズやポップスを聴かない私がどうしてマイルスやキャンディ-ズのコンサートに行ったのだろうか? 当時、私はカセットテープの宣伝、商品企画を担当していた。 カセットテープのお客様はクラシックより、ジャズやポップスのファンが多い。
市場調査を兼ねて2つのコンサートに足を運んだのである。
1977年、ADカセットのコマーシャルにマイルス・デイビス起用。 キャッチフレーズは「突き抜ける高音の冴え」。 1979年、米国で(日本は1982)スティ―ビー・ワンダー起用。 スティービーは「TDKが私を選ぶ前に、私が先にTDKカセットを選びました」と語った。