アルド・チェッカート&ベルゲン・フィル/シューマン交響曲全集

ミラノ出身の名指揮者アルド・チェッカート(Aldo Ceccato 、 写真1)がベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督時代に録音したシューマンの交響曲全集はベルゲン・フィルの代表盤のひとつとしても知られた名盤である。 近年では定着したマーラー版オーケストレーションによる演奏である。 1987年から88年にかけてのデジタル録音でチェッカートのスタイリッシュなシューマンが魅力で筆者も聴き惚れている。 紹介盤は1995年にスウェーデンBIS-Twinsシリーズ(2CDセット)でリリースされた (写真2 CDジャケット、BIS361+394) 。
ところでチェッカートのNHK交響楽団への客演は1978年6月定期公演だったが彼も今年87歳を迎えている。 月日が経つのは速いと感じる今日この頃である。

写真1    アルド・チェッカート(CDブックレット写真から)

写真2    アルド・チェッカート&ベルゲン・フィル/シューマン交響曲全集、CDジャケット(スウェーデンBIS-CD361+394)