コンヴィチュニー指揮のショスタコーヴィチ交響曲10、11番
フランツ・コンヴィチュニーのショスタコーヴィチ交響曲録音は珍しい。 おそらくこの「第10番」(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団・1954年6月録音)・「第11番 "1905年"」(シュターツカペレ・ドレスデン・1959年5月録音)が唯一の公式録音と思われる。 ちなみに「第10番」がライプツィヒの「コングレスハレ」「第11番 "1905年"」がドレスデンの「聖ルカ教会」におけるモノラル・セッションである。 紹介盤は1995年に独ベルリン・クラシックスからリリースされた独EDEL(エーデル)音源からのデジタル・リマスター盤である。 どちらもモノラル・セッションだが音質も大変良好、コンヴィチュニーのスケール感・緊張感ある重厚な演奏に吸い込まれる(写真1 CDジャケット、独Berlin Classics-0090422BC、2CDセット/写真2 CD演奏・録音データ)。