シャルル・アズナヴール のアルバム「Je n’ai pas vu le temps passer…」
フランスを代表する世界的シャンソン歌手のシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour/1924~2018)は俳優としてまたクラシック界のステージでも活躍、1983年のジルヴェスターにはロンドンのロヤル・オペラハウス(コベント・ガーデン)でのヨハン・ストラウスIIのオペレッタ「こうもり」にゲスト出演、1994年ウィーンのメッセパラスト(Messepalast)での「ウィーンのクリスマス・コンサート」も記憶に残るところである (写真1 ウィーンのクリスマスIII(1994)Live、CDジャケット、SONY Classical Austria盤-SK 66846)。 今回紹介するアルバムは仏Barclayの1977年リリース盤、アルバム二曲目に収録された「Je n’ai pas vu le temps passer…」と題する1枚である。 「時の流れがわからなかった」というようなニュアンスかと思うが日本語にすると何だかぎこちないので意味がわからなくても原語で聴き流した方がよさそうだ。 1970年以来何度か来日公演で数多くの日本のファンを魅了、亡くなる半月前の2018年9月東京・大阪での公演が最後の来日公演となった (写真2 LPジャケット、仏Barclay 90.055/写真3 LPレーベル面)。