スイスの名女流ヴァイオリニスト、ドロテア・セスラーによるヴィオッティ
今回はスイス、チューリッヒの老舗レーベルのジェックリン(Jecklin)のLPから1枚取り上げてみたい。 スイスの首都ベルン出身の名女流ヴァイオリニスト:ドロテア・セスラー(DorotheaSessler 写真1)のヴィオッティ(Viotti)ヴァイオリン協奏曲第13番&第18番を収めたものである。 ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲と云えば「第22番イ短調」があまりにも有名だがこちらの二作品も爽やかな味わいを感じる。 1980年7月スイス東部に位置するリゾート地アローザ(Arosa)の教会でのセッション、演奏と共に録音も素晴らしい。 バックは指揮するウルス・シュナイダー(Urs Schneider/1939~ )が立ち上げたオストシュバイツァー室内管弦楽団(Ostschweizer Kammerorchester)である (写真2 LPジャケット、スイスJecklin-DP-J-195/写真3 LPレーベル面)。