セル&クリーヴランド管弦楽団、1957年ルガーノ・ライブ盤

初出当時ジョージ・セルのファンの間で話題となったセル&クリーヴランド管弦楽団/1957年ルガーノ・ライブの音源である。 イタリアとの国境にも近いスイスのルガーノで毎年春開催されるルガーノの春、国際音楽祭におけるライブ録音と思われる。 写真のCDジャケットは1991年にリリースされたイタリア「エルミタージュ(ERMITAGE)盤」である (写真1  イタリアERMITAGE-ERM 106)。 1957年5月31日テアトロ・クアザール(Teatro Kursaal)でのコンサートからセル得意のシューマン「交響曲第2番ハ長調」のほかドビュッシ―「交響詩”海”」アンコール曲ベルリオーズ「ハンガリー行進曲」が収録されている。 録音も当地スイス・イタリア語放送局(Radiotelevisione della Svizzera Italiana)によるものでモノラル録音だが音質は大変素晴らしい。 セルがアッチェランドで振るアンコール曲「ハンガリー行進曲」も圧巻である(写真2  CD演奏・録音データ)。

写真1    ジョージ・セル&クリーヴランド管弦樂団1957年ルガーノ ライブ盤CDジャケット(伊ERMITGE ERM 106)

写真2    CD演奏・録音データ