ピエール・ブーレーズ&ウィーン・フィル による ブルックナー交響曲第8番、1996

今回スポットをあてるピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez/1925~2016)&ウィーン・フィルによるブルックナー「交響曲第8番」はブーレーズ初のブルックナー録音でもありリリース当時話題となった。 しかもこの演奏はブルックナーゆかりの地リンツ近郊に位置する聖フローリアン修道院における1996年9月作曲者没後100年記念コンサート・ライブである。 結果的にブーレーズのブルックナーはこのライブ盤が唯一の録音となった。 ブーレーズが全体的にやや速めのテンポで振るメリハリある演奏も興味深い。 後に同時収録の映像DVDもリリースされている(写真1 CDジャケット、独グラモフォン459 678-2/写真2 CD演奏・録音データ)。

写真1    CDジャケット(独グラモフォン-459 678-2)

 

写真2    CD演奏・録音データ