ブルガリア国営レコード・レーベル ”バルカントン”　、ポップス編

2019年5月7日 2019年5月7日

gewandhaus

～アルバム「A Girl for Two」-Blagovest & Svetoslav Argirov (Balkanton –BTA 11202)～

今回はブルガリア国営レコード・レーベル「バルカントン(Balkanton)」からポップスの愛聴盤を紹介したいと思う。　このレーベルも日本では馴染み薄だが筆者は1985年「つくば科学万博」催事、「ブルガリア館」主催のコンサートが縁だった。　このコンサートは当時ブルガリアで最も人気の高い若手双子ポップシンガー、ブラゴヴェスト＆スヴェトスラフ・アルギロヴ(Blagovest & Svetoslav Argirov)が自国のトップ・ダンサーたちと共に来日し出演した特別コンサートだった(1985年5月12日―科学万博EXPO PLAZA)。　プログラムは彼らが1983年にリリースしたアルバム「A Girl for Two(二人の少女)」に収録された10曲でどれもが自国やハンガリーの「ヒット・パレード」でも上位にランクされいずれも軽快なリズム、親しみやすい旋律が家族連れの聴衆にも受けが良かった(写真1 科学万博EXPO PLAZAで熱唱するブラゴヴェスト＆スヴェトスラフ・アルギロヴ / 写真2 トップ・ダンサーたちと踊りながら熱唱するアルギロヴ兄弟-以上博覧会協会催事部撮影) 。　筆者もブルガリアン・ポップスのこのアルバムが気に入り現在も愛聴している1枚である(写真3 アルバム「A Girl for Two」-アルギロヴ兄弟（1983）LPジャケット-Balkanton-BTA 11202 / 写真4 「同アルバム収録曲LPジャケット裏面 / 写真5 同、レコード・レーベル面）。　レコード・ジャケット並びにブロマイドの二人のサインはコンサート終了後「万博催事」出演の感想を聴きに楽屋を訪れた際に記念に入れてもらったものである（写真6 ブロマイドの二人のサイン）。