ヘブラーによるモーツァルト「ピアノ協奏曲第19番・第26番 ”戴冠式”」、1961

今回の紹介するイングリッド・ヘブラーのモーツァルト「ピアノ協奏曲第19番&第26番”戴冠式”」(コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団)の録音は後のピアノ協奏曲全集録音(1964年~1973年)に先立つ1961年ステレオ録音による別テイクである。 以前「漫遊記686」でクリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ウィーン交響楽団との1959年ステレオ貴重盤も紹介済みだがこのデイヴィス&ロンドン交響楽団との共演盤もモーツァルト・スペシャリストの風格が伝わる彼女の名演である。 紹介盤は1963年に国内盤フォンタナ・レーベルからリリースされた。 また録音も素晴らしいことも魅力だった (写真1 LPジャケット、国内盤fontana-SFON-7547/写真2 LPレーベル面)。

写真1    ヘブラー(Pf)/モーツァルト「ピアノ協奏曲第19番&26番」1961年旧録音LPジャケット(国内盤fontana-SFON-7508)

写真2    LPレーベル面