ベルナルト・ハイティンク&コンセルトヘボウ管によるブラームス「セレナード第1番」

ブラームスの二つのセレナード作品はいずれも彼がまだ20代の時に書いた最初期の管弦楽作品である。 今回スポットをあてる「セレナード第1番ニ長調Op.11」ハイティンク盤は個人的にも好きな演奏で時々針をおろす。 1976年7月、この楽団の本拠地コンセルトヘボウ、アムステルダムにおけるセッションである。 ちなみにこの紹介LPはリリース当時(1977年)香港で求めた蘭PHILIPSオリジナル盤だがこの国内盤も翌1978年に同一デザイン・ジャケットでリリースされた。 ハイティンクがまだ40代後半の時の録音で楽団の弦・管楽器の優美な響きと共に全6楽章演奏時間およそ45分も聴き手を飽きさせない(写真1 LPジャケット、蘭PHILIPS 9500 322/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット - 蘭PHILIPPS 9500 322(1977年リリース オリジナル盤)

 

写真2     LPレーベル面