ミュア・マシソン指揮シンフォニア・オブ・ロンドン管弦楽団によるチャイコフスキー「悲愴」

英ワールド・レコード・クラブ(World Record Club)は1950年代から1960年代半ばにかけコンサート・ホール・ソサエティ (Concert Hall Society)と共に世界的に知れれた会員制レコード・クラブだった。 ミュア・マシソン(Muir Mathieson/1911~1975、写真1) は当時イギリス映画音楽界の指揮者、作曲家、このワールド・レコード・クラブでは看板指揮者の一人としてレコーディング活動をおこなった。 今回の紹介盤は彼がシンフォニア・オブ・ロンドン管弦楽団(レコード録音専門オーケストラ)と1958年にステレオ録音したチャイコフスキー「交響曲第6番ロ短調”悲愴”」である。 この録音は彼のクラシック音楽録音の代表盤として知られている。 紹介LPは1960年代リリース、当時の東芝音楽工業による制作国内盤(エバー・クリーン・レコード(Ever Clean Records―赤盤)である (写真2 LPジャケット、WS-2/写真3  LPレーベル面)。

写真1    ミュア・マシソン(インターネット画像から)

 

写真2    LPジャケット(国内盤World Record Club-東芝音楽工業 WS-2)

 

写真3    LPレーベル面