アバド&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、 ヴィンテージ録音から
今回は若きクラウディオ・アバド(Claudio Abbado /1933~2014)による独グラモフォンのヴィンテージ録音から「チャイコフスキー交響曲第2番」を取り上げてみたい。 これは「漫遊記764/アルゲリッチとの初共演盤、プロコフィエフ&ラヴェルピアノ協奏曲」録音に続き1968年2月に録音された当時のニュー・フィルハーモニア管弦楽団を振った1枚である。 またアバドの稀少なニュー・フィルハーモニア管弦楽団との録音となった。 LP両面に「第2番」のみをゆったりとカッティングされ録音・演奏共にその素晴らしさを語り継がれている。 紹介盤は1970年代にロンドンで求めた独グラモフォンのイギリス盤である (写真1 LPジャケット、139 381SLPM / 写真2 LPレーベル面)。 アバドはその後シカゴ交響楽団とデジタル録音で全集録音を完結している。