アマデウス弦楽四重奏団によるシューベルト「死と乙女」
8月のグラモフォン・カレンダーを飾るアマデウス弦楽四重奏団、そこで彼らの名盤シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」に針をおろした。 この四重奏団は戦後ロンドンで結成され1987年に解散するまでおよそ40年間に渡りメンバー交代もなく活動を続けた世界的名四重奏団である。 モーツァルトやシューベルトの作品を得意とし今回紹介する「死と乙女」も数回のレコード録音を残しており紹介盤は1959年のステレオ録音である。 紹介LPは1970年頃にリリースされたグラモフォン国内盤で独オリジナル盤同様第2面後半に「弦楽四重奏断章D.703」(1958年録音)が収められている。 またこのジャケット・デザイン(オリジナル盤同一)も気に入っている(写真1 LPジャケット、国内盤グラモフォンMG 2209/写真2 LPレーベル面)。