アラン・ロンバール&ストラスブール・フィルによるベルリオーズ「幻想交響曲」

今回の紹介盤はフランスの名匠アラン・ロンバール(Alain Lombard(1940~ )がアルザス地方を代表するオーケストラ、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団(L’Orchestre Philharmonique de Strasbourg)音楽監督時代(1970年代)仏エラートに録音したベルリオーズ「幻想交響曲」である。 久しぶりに針をおろしたが若きロンバールの溌剌とした指揮ぶりが伝わる名演である。 この録音は エラート へのデビュー録音とのことでフランスではベスト・セラーになったようだ。 紹介LPは1973年に日本ビクターからリリースされた国内盤、こちらは日本デビュー・レコードとなった (写真1 LPジャケット、日本ビクター ERATO REA-2009/写真2 LPレーベル面)。 ちなみにロンバールの初来日はこのストラスブール・フィルを率いて1976年5月、翌1977年3月には読売日響に客演している。

写真1    LPジャケット(国内盤ビクター ERATO ERA 2009)1973年リリース

 

写真2    LPレーベル面