アルジェオ・クァドリによるリムスキー=コルサコフ「交響組曲”シェエラザード”」

アルジェオ・クァドリ(Argeo Quadri/1911~2004、写真1)はオペラ指揮者として世界にその名を馳せた。 日本では東京フィルハーモニー交響楽団に1970年代から80年年代にかけてたびたび来日、名誉指揮者の称号も得て日本のファンも多かった。 今回の紹介盤、彼がウィーン国立歌劇場管弦楽団を振ったリムスキー=コルサコフの名曲である交響組曲“シェエラザード”は知る人ぞ知る名盤のひとつである。 もう半世紀をゆうに超える1950年代初期のモノラル録音だが素朴な味わい持つ指揮ぶりに惹かれ彼がコンサート指揮者としても定評があったことがうかがえる。 紹介LPは日本ウェストミンスターの初期盤でジャケット・デザインも気に入っている  (写真2 LPジャケット、日本ウェストミンスター ML 5029/写真3 LPレーベル面)。

写真1    アルジェオ・クァドリ(LPジャケット裏面掲載写真)

写真2    LPジャケット(国内盤ウェストミンスター ML 5029)

写真3    LPレーベル面