アンドルー・リットンの「チャイコフスキー交響曲全集」

チャイコフスキー交響全集盤は数あれど、今回は個人的に気に入ったアンドルー・リットン(Andrew  Litton、写真1)の全集盤を紹介したい。 ニューヨーク生まれのリットンはアメリカ、ヨーロッパの数々の名オーケストラの音楽監督を務め最近ではオペラ指揮者としても注目を集めている。 彼がイギリスの名門、ボーンマス交響楽団の首席指揮者時代の録音「チャイコフスキー交響曲全集」は当時、英ヴァージン・クラシックス(Virgin Classics)より6CD BOX廉価盤セットでリリースされた。 しかも6つの交響曲にプラスして「マンフレッド交響曲」・「弦楽セレナード」・「イタリア奇想曲」・幻想的序曲「ロメオとジュリエット」・交響幻想曲「テンペスト」等々が収録され超徳用セットとしても魅力だった。 もちろん演奏も素晴らしく「マンフレッド」好きの筆者にとってはたまらなかった(写真2 リットン&ボーンマス響「チャイコフスキー交響曲全集」(1988年-91年録音-英Virgin Classics 6CD BOX)。

写真1    アンドルー・リットン(CD解説ブックレットから)

写真2    アンドルー・リットン&ボーンマス響「チャイコフスキー交響曲全集」(英Virgin Classics 6CD BOX 7243 5 61893 2 4)