イングリット・ヘブラー、モーツァルト「ピアノ協奏曲第27番・第18番」1959年旧ステレオ録音

ウィーン出身の名ピアニスト、イングリット・ヘブラー(Ingrid Haebler)女史は言わずもがなモーツァルト弾きのスペシャリストである。 今回紹介するレコードは筆者が中学時代に求めた1枚で彼女が後に全集録音を開始する前、1959年録音の旧盤で「第27番」「第18番」がカップリングされている(写真1 LPジャケット、国内盤フォンタナSFON-7508 1960年代初頭リリース)。 指揮は当時リューベック市立歌劇場音楽監督だった若きクリストスフ・フォン・ドホナーニ、ちなみにこのLP解説にはドホナーニの紹介はなく表記もミス・プリントか「ドナニー」となっている (写真2 LPジャケット裏面) 。 ドホナーニ&ウィーン交響楽団のバックと共に彼女の気品ある格調高い演奏に魅了される(写真3 LPレーベル面)。

写真1    イングリット・ヘブラー「モーツァルト-ピアノ協奏曲第27番・第18番」LPジャケット(1959年ステレオ旧録音-国内盤Fontana-SFON-7508)

写真2    指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニがドナニーと表記されている。

写真3    LPレーベル面