イ・ムジチ合奏団によるメンデルスゾーン&シューベルト

今回の紹介LPはおそらく現在も国内未CD化と思われるイ・ムジチ合奏団の少々珍しいメンデルスゾーンとシューベルト作品アルバムである。 イ・ムジチ合奏団、創設メンバーのひとり初代コンサート・マスターを務めたフェリックス・アーヨ (Felix Ayo/1933~2023)時代の録音、メンデルスゾーン「弦楽のための交響曲第9番」、シューベルト「ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンド」と「弦楽合奏のための6つのトリオを持つ5つのメヌエット」が収められている。 LPジャケットには録音年月の記載はないがこのレコードのリリース年代から推測すると1960年前後のステレオ録音であろう。 いずれも作曲者が少年時代の作品、イ・ムジチ合奏団の格調高いアンサンブルが楽しめる懐かしい1枚である(写真1  LPジャケット、国内盤PHILIPS-SFL-7540/写真2 LPレーベル面)。

写真1-LPジャケット(国内盤PHILIPS-SFL-7540)1963年リリース盤

 

写真2    LPレーベル面