ウィリアム・スタインバーグ&ピッツバーグ響によるメンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」
今回の紹介LPはアメリカの名門オーケストラであるピッツバーグ交響楽団の首席指揮者をおよそ四半世紀に渡り務めた名匠ウィリアム・スタインバーグ(William Steinberg/1899~1978)のメンデルスゾーン「交響曲第3番”スコットランド”」である (写真1 LPジャケット、Capitol英国盤 CTL 7032/写真2 LPレーベル面)。 この録音は当時この楽団の演奏会場並びにレコード録音会場にも使用されたシリア・モスク(Syria Mosque)における1952年11月のセッション(モノラル)である。 1952年は彼がこの楽団の首席指揮者に就任した年にもあたり首席指揮者時代最初期録音となる。 録音も大変素晴らしく快速テンポで振るスタインバーグの鋭い演奏に魅力を感じた。 紹介LPは1953年リリース「Capitol Classics」英国盤で当時のレコードはズッシリとした重量感がある。