オイゲン・ヨッフム&コンセルトヘボウ管 による モーツァルト「リンツ」&「プラハ」

今回紹介するLPレコードはオイゲン・ヨッフム(Eugen Jochum)がベルナルト・ハイティンク(Bernard Haitink)と共に1968年9月、アムステルダム・コンセルトハボウ管弦楽団を率い来日した際の記念盤としてリリースされた懐かしい1枚である (写真1 1968年のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団来日公演プログラム表紙)。 これまでにも何度となくLP、CDでリリースされてきた彼の名盤のひとつ1961年ステレオ・ヴィンテージ録音モーツァルト交響曲第36番「リンツ」と第38番「プラハ」のカップリングである。 オーソドックス・スタイルの演奏だがコンセルトヘボウ管弦楽団の重厚で美しい響きが魅力的だ。 ちなみに1968年来日公演ではこの録音前年に同コンビで第35番「ハフナー」と共に録音した第41番「ジュピター」をプログラムに取り上げていた (写真2 LPジャケット、国内盤PHILIPS-SFX7667 /写真3 LPレーベル面)。

写真1    1968年「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団来日公演プログラム」表紙

写真2    オイゲン・ヨッフム&コンセルトヘボウ管/モーツアルト「リンツ」・「プラハ」LPジャケット(国内盤PHILIPS-SFX 7667)

写真3    LPレーベル面