オイストラフ、歴史的録音から/ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」、1954
今日は久しぶりにダヴィッド・オイストラフの歴史的名盤1954年モノラル録音ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」に針をおろした。 フランツ・コンヴィチュニー指揮ザクセン国立管弦楽団(ドレスデン国立管弦楽団)がバックである。 この組み合わせにしてまさに渋ぶさを感じる。 オイストラフはこの名曲を生涯にステレオ録音も含め何度となくレコーディングしているがそれぞれに彼の風格がにじみ出ている。 このモノラル盤も録音がまた大変素晴らしい。 紹介LPは1960年前後にリリースされた国内盤グラモフォン盤である。 尚、LP第二面後半には息子イーゴリとの共演、コンヴィチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とのモノラル録音でJ.S.バッハ「二つのヴァイオリンのための協奏曲」が収められこちらも貴重録音である (写真1 LPジャケット、国内盤LGM1039/写真2 LPレーベル面)。