オペラ指揮者ハインリッヒ・ホルライザーのブルックナー交響曲第4番

今回はミュンヘン出身、ウィーン国立歌劇場をはじめ1970年代にはバイロイト音楽祭に出演、世界のオペラ・ハウスで活躍した名匠ハインリッヒ・ホルライザー(Heinrich Hollreiser /1913~2006) (写真1)の珍しいブルックナー交響曲第4番”ロマンティック”の録音を紹介したいと思う。 このセッション盤はバンベルク交響楽団との1959年のステレオ録音でアメリカの廉価盤「ターナバウト・ヴォックス(Turnabout VOX)レーベルからリリースされた (写真2 LPジャケット、米turnabout VOX-TV 34107S/写真3 LPレーベル面) 。 とても端正でスッキリとしたオーソドックス・スタイルの演奏に好感し彼がコンサート指揮者としても素晴らしい手腕を持った人であることを再認識したレコードであった。

写真1    ハインリッヒ ホルライザー(インターネット画像から)

写真2    ハインリッヒ・ホルライザー&バンベルク響「ブルックナー交響曲第4番」LPジャケット(米Turnabout VOX-TV 34107S 1959年録音)

写真3    LPレーベル面