オーストラリア大陸横断鉄道豪華寝台列車"ザ・ガン"の旅(2)、1993年2月

「ザ・ガン」は闇の中を「アウトバック」最大の都市、終着駅「アリス・スプリングス」に向けて快走を続ける。 筆者も心地よい揺れに誘われいつの間にか朝まで眠り込んでしまった。 指定時刻に朝食を済ませ部屋に戻り到着までのしばらくの時間、車窓からの広大な単調な風景を眺めていた。 午前11時前、列車は速度をゆっくり落としながら「アリス・スプリングス」駅構内へと進入していく(写真1  アリス・スプリングス駅構内へゆっくりと進入する「ザ・ガン」(1993年2月19日)車窓から筆者撮影)。 列車はほぼ定刻に「ノーザン・テリトリー」の赤い砂漠地帯、終着駅「アリス・スプリングス」に無事到着した(写真2  アリス・スプリングス駅に到着した「ザ・ガン」1993年2月19日筆者撮影)。 取り急ぎタクシーで予約したホテルに向かう。 一休みして午後のバス・ツアーに参加した(写真3 バス・ツアーチケット)。 「アリス・スプリングス」は現在「ザ・ガン」の終着駅でもある「ダーウィン」に次ぐ都市でウルル(エアーズ・ロック)への交通拠点にもなっている。バス・ツアーでも立ち寄った丘「アンザック・ヒル」からの眺めが素晴らしい(写真4・5 アンザック・ヒルからの眺望「アリス・スプリングス」の駅も見える、1993年2月19日筆者撮影)。 またこの街のショッピング・モール・ストリート(トッド・モール)は滞在ホテルからほど近いところにあった。 レストラン、カフェ、スーパーマーケット、土産物店等々が並んでいる(写真6  「街のメイン・ストリート「トッド・モール」、1993年2月19日筆者撮影)。 さすがにこの日は長距離列車の旅で疲れたのかホテルで早めの眠りについた。 翌日は午前の飛行機で「エアーズ・ロック」(ウルル=カタ・ジュタ国立公園-ユネスコ世界自然文化遺産登録)に向かった。

(つづく)

写真1  終着のアリス・スプリングス駅に進入する「ザ・ガン」(車窓から筆者撮影1993年2月19日)

写真2    アリス・スプリングス駅に到着した「ザ・ガン」(1993年2月19日筆者撮影)

写真3    バス・ツアーチケット

写真4    アンザック・ヒルよりアリス・スプリングス駅を眺望(1993年2月19日筆者撮影)

写真5   アリス・スプリングス駅、拡大写真」

写真6    アリス・スプリングスのショッピング・モール・ストリート「トッド・モール」(1993年2月19日筆者撮影)