カナダの俊英 “ジャン=フィリップ・トランブレ” の「幻想交響曲」

今回はカナダの俊英指揮者「ジャン=フィリップ・トランブレ(Jean-Philippe Tremblay)」のベルリオーズ「幻想交響曲」を紹介したい。
このCDは2012年にカナダ、モントリオールの「ANALEKTA(アナレクタ)」というクラシック・レベールからリリースされている。 彼はまだ日本ではマイナーな存在だがカナダ本国はもちろんのこと欧米での活動は大変な注目を浴びているようである。 管弦楽は彼が2001年に創設した「フラコフォニー管弦楽団(L’Orchestre de la  Francophonie)」である。 録音は2011年7月モントリオール、シューリッヒ音楽学校の「マルチ・メデイアホール(La Salle Multi-Média)」でのセッションだがライヴ感がある熱気が伝わる演奏である。 録音も素晴らしく特に第4楽章「断頭台への行進」のティンパニーの大迫力が印象的で前半の反復も実行している。 彼はまたこのほか同レーベルに同コンビで「ベートーヴェン交響曲全集」や「ブラームス交響曲全集」などをリリース済みである(写真1  ジャン=フィリップ・トランブレ&フラコフォニー管弦楽団/ベルリオーズ幻想交響曲CDジャケット、ANALEKTA-AN 2 9998/ 写真2  同ジャケット裏面-演奏時間データ)。

ベルリオーズ:幻想交響曲:(https://ml.naxos.jp/work/2118883):トランブレ&フランコフォニー・カナディエンヌ管

写真1    ジャン=フィリップ・トランブレ&フランコフォニー管/ベルリオーズ幻想交響曲」CDジャケット-ANALEKTA AN 2 9998

写真2    写真1の裏面、演奏時間データ