カラヤン&ウィーン・フィルによるザルツブルク音楽祭ライブ盤、1964 

〜 R. シュトラウス交響詩”ドン・キホーテ”  と ”ツァラトゥストラはかく語りき” 〜

1964年はリヒャルト・シュトラウス生誕100年の記念の年にもあたりこの年カラヤンはシュトラウス作品をコンサートや音楽祭で数多くプログラムに取り上げている。 今回の紹介盤はザルツブルク音楽祭で1964年8月30日に祝祭大劇場で演奏された「ドン・キホーテ」と「ツァラトゥストラはかく語りき」のオーストリア放送協会(ORF)音源ライブ録音である。 2015年に独ORFEO D’ORから初CD化された (写真1  CDジャケット、ORFEO D’OR  C909 151 B /写真2・3 CD演奏データ)。 「ドン・キホーテ」は洗練されたピエール・フルニエの独奏チェロに魅せられ「ツァラトゥストラ」もカラヤンのスケール感の凄さに圧倒された。 モノラル音源だが音質は大変良好である。 またカラヤンはこの後1964年9月1日のルツェルン国際音楽祭(クンストハウス)でも同プログラムを取り上げている。 写真4は1977年11月ベルリン・フィル来日公演時に入れてもらったカラヤンの直筆サインで大切に保存している。

写真1    1964年ザルツブルク音楽祭「カラヤン&ウィーン・フィル ライブ盤」CDジャケット(独ORFEO D'OR-C909 151B )

写真2    CD演奏データ(1)

写真3    CD演奏データ(2)

写真4    1977年11月ベルリン・フィル来日公演時に入れてもらったカラヤンのサイン