カラヤン&ドレスデン国立歌劇場管による1972年ザルツブルク音楽祭ライブ盤

ヘルベルト・フォン・カラヤンはEMIと東独VEBドイッチェ・シャルプラッテンの共同企画制作によるワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」録音成功(1970年)を機にザルツブルク音楽祭にドレスデン国立歌劇場管弦楽団を招きオーケストラ・コンサートの指揮台に立った (1972年・1976年)。
今回の紹介盤は1972年8月13日のコンサート・ライブでオーストリア放送協会(ORF)音源を独グラモフォンが1995年に初CD化した貴重盤である。 CDに収録されたバルトーク「ピアノ協奏曲第3番、Pf:ゲザ・アンダ」、シューマン「交響曲第4番」の二曲のみのプログラム構成もカラヤンらしい。 しかしバルトークピアノ協奏曲のレコード録音はセッションも含めこの録音が唯一のものでしかもステレオ録音である (写真1 CDジャケット、独グラモフォン447 662-2 /写真2 CD演奏・録音データ)。

写真1    カラヤン&ドレスデン国立歌劇場管・ゲザ・アンダ(Pf)1972年ザルツブルク音楽祭ライブCDジャケット(独グラモフォン447 666-2)

写真2    CD演奏・録音データ