カラヤン&ベルリン・フィル「1972年ロンドン公演ライブ盤」から

1970年代はカラヤン&ベルリン・フィルの演奏・レコーディング活動の絶頂期を迎えちなみに来日公演もこの時代に4回を数えた。 今回の紹介盤は1972年5月のヨーロッパ演奏旅行から5月16日ロンドンのロイヤル・フェスティバルホール (写真1 1973年筆者撮影)おける英BBCのステレオ音源によるコンサート・ライブ盤である。 紹介CDは2009年にリリースされた国内盤/英テスタメント(TESTAMENT)からの1枚、5月16日公演ベートーヴェン「交響曲第6番”田園”」とR. シュトラウス交響詩「英雄の生涯」が収められている。 いずれもカラヤンが大変得意とする作品、これまでにもレコード、CDでライブ録音も含めると結構な数の演奏がリリースされているが個人的にライブ盤ではこの演奏をよく聴いている(写真2 CDジャケット、国内盤テスタメント-JSBT-8452/写真3 CD演奏・録音データ)。 尚、ロンドンでのこの前日(15日)の公演、モーツァルト「ディヴェルティメント第15番」・ストラヴィンスキー舞踊音楽「春の祭典」も同レーベルより同時リリースされた。

写真1    「ロイヤル・フェスティバル・ホール」(1973年3月筆者撮影)

写真2    カラヤン&ベルリン・フィル/1972年ロンドン公演ライブ盤CDジャケット、国内盤テスタメント(JSBT 8452)

写真3    CD演奏・録音データ