カラヤン&ベルリン・フィルによるシベリウス 劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」組曲
カラヤン&ベルリン・フィルによるシベリウス劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」もまさにカラヤン美学の真骨頂である。 この作品はシベリウスが1905年ベルギーの作家モーリス・メーテルランクの戯曲に全11曲から成る劇付随音楽として作曲、同時に9曲の管弦楽組曲版にもアレンジされた。 カラヤンの演奏はこの組曲版である。 紹介LP、1982年デジタル録音がカラヤン唯一のレコード録音になった。 またLP第1面に収録されたグリーグ「ペール・ギュント」第1・第2組曲は1971年録音に次ぐベルリン・フィルとの再録音となるが遡る1961年にもウィーン・フィルと英デッカに抜粋で録音している (写真1 LPジャケット、独グラモフォン 2532 068/写真2 LPレーベル面)。