カール・シューリヒト&パリ・オペラ座管によるモーツァルト「交響曲第40番&第36番」、コンサート・ホール盤

20世紀のドイツの名匠  カール・シューリヒト(Carl Schuricht/1880~1967)は晩年「コンサート・ホール」に数々の名盤を残しているが今回スポットあてるパリ・オペラ座管弦楽団(現在はバスティーユ・オペラ管弦楽団に改組)とのモーツァルト後期交響曲録音も忘れることができない。 彼は1960年代初頭から前半にかけこのコンビで「第36番”リンツ”」「第38番”プラハ」「第40番」「第41番”ジュピター”」をステレオ録音している。 紹介盤は「第40番&第36番」がカップリングされたコンサート・ ホール(国内盤)である。 快速テンポで振る鋭角的なキレ味ある演奏スタイルがいかにもシューリヒトらしい真骨頂である。 またこのLPジャケット・デザインも気に入っている (写真1 LPジャケット、国内盤Concert Hall-SM 2258/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(国内盤Concert Hall-SM 2258)

写真2    LPレーベル面