カール・ベームによるR. シュトラウス歌劇「カプリッチョ」全曲盤

R. シュトラウス、最後のオペラ作品「カプリッチョ」については先日「漫遊記1308」で歴史的名盤「サヴァリッシュ盤」を取り上げているが今回はステレオ盤から1971年録音のベーム盤を紹介したい。 ベームは1930年代から作曲者R.シュトラウスと親交を持ち「無口の女」や自身に献呈された「ダフネ」などの世界初演をしている。 この「カプリッチョ」では録音に参加したキャストの素晴らしさに惹かれた。 このオペラのラスト・シーン、聴きどころ美しい「月光の音楽」/伯爵令嬢のモノローグはグンドゥラ・ヤノヴィッツの美声に酔う。 管弦楽はバイエルン放送交響楽団。 紹介盤3LP BOXは独グラモフォン1980年代にリリースされた再プレス盤である (写真1 独グラモフォン3LP BOX-419 023-1/写2 LPレーベル面)。

写真1    カール・ベーム-R,シュトラウス歌劇「カプリッチョ」全曲盤(独グラモフォン 419 023-1)

写真2     LPレーベル面