カール・ベーム&ベルリン・フィル「モーツァルト交響曲全集」LP BOX

今回はカール・ベームが1959年からおよそ10年の歳月かけて完結したベルリン・フィルとの「モーツァルト交響曲全集盤」(15LP BOX)を取り上げてみたい (写真1  ベーム&ベルリン・フィル「モーツァルト交響曲全集」15LP BOX-独グラモフォン 2720 086) 。 このLPレコード全集盤は1969年にリリースされた。 収録された交響曲は「ケッヘル第6版」による「第1番変ホ長調K.16」・「第4番ニ長調K.19~第36番ハ長調”リンツ”K.425」・「第38番ニ長調”プラハ”K.504~第41番ハ長調”ジュピター”K.551」に加え「交響曲変ロ長調K.45b・ヘ長調K.75・K76・ニ長調K.81・ニ長調K.95・K.97・ハ長調K.96・「新ランバッハ・旧ランバッハ」全47曲である (写真2  15LP BOXに収録された交響曲全47曲)。  またこの全集録音国内盤は1970年度「日本レコード・アカデミー賞」(特別部門)に輝いている。 まさにベームの不滅の業績、「金字塔」であった。

写真1    K. ベーム&ベルリン・フィル「モーツアルト交響曲全集」(独グラモフォン15LP ボックス 2720 086)

写真2    同LP BOX 収録交響曲全47曲