カール・ベーム&ベルリン・フィルによるブラームスの交響曲第2番、1956
カール・ベームのブラームス「交響曲第2番」の公式セッション録音はウィーン・フィルと1940年代のSP録音と1975年(全集録音)そしてベルリン・フィルとは紹介盤の1956年録音が唯一のものである。 紹介のLPは筆者が高校時代、1960年代中ごろにグラモフォン廉価盤「ヘリオドール・レーベル」からリリースされた (写真1 LPジャケット、国内盤HERIODOR-SMH 1002 /写真2 LPレーベル面)。 もちろんオリジナル音源はモノラルだがこの盤は電気的に擬似ステレオ化されている。 演奏スタイルが自然体でこの作品の魅力を実に流麗に振るベームの姿が感じとれる。