カール・ミュンヒンガー&ウィーン・フィルによるシューベルト「交響曲第2番・第7(8)番」

カール・ミュンヒンガー(Karl Münchinger/1916~1990)と云えば彼自身が立ち上げたシュトゥットガルト室内管弦楽団との数々のレコードを思い起すが並行してウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との録音も忘れることができない。 とりわけ、1960年前後に英デッカに録音されたシューベルト交響曲録音は個人的にもよく針をおろしている。 紹介LPは誉れの高い「第2番変ロ長調」と「第7(8)番ロ短調“未完成“」がカップリングされた1枚である。 ステレオ初期録音だが録音も素晴らしくミュンヒンガーの端正な指揮ぶりに自然に吸い込まれていく(写真1 LPジャケット、国内盤キング・ロンドンSLB 31/写真2 LPレーベル面)。

写真1    LPジャケット(キングーロンドン SLB 31)

 

写真2    LPレーベル面