カール・リヒター&イギリス室内管弦楽団のヘンデル「王宮の花火の音楽」ほか
今回はカー・リーヒター(Karl Richter/1926~1981)&「イギリス室内管弦楽団」による異色盤から紹介したい。 1973年1月にロンドンのウェンブリー・ブレント・タウン・ホール(Wembley BrentTown Hall)におけるセッションである。 収録作品はヘンデルの名曲「王宮の花火の音楽」(組曲)と「二つの合奏体による協奏曲第2番・第3番」である。 いずれも「独アルヒーフ(ARCHIV)」音源、紹介LPは1970年代に「日本ポリドール」からリリースされた。 録音の素晴らしさと共にリヒターの優美で格調高い演奏に魅了される(写真1 LPジャケット(国内盤アルヒーフ、MA 5052/写真2 LPレーベル面)。