ガリー・ベルティーニ&ケルン放送響 による「マーラー交響曲第6番」

「都響」の音楽監督も務めた名匠ガリー・ベルティーニ(Gary Bertini)がカルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Guilini)と共にイスラエル・フィルと初来日したのは今から60年余り前に遡る1960年12月のことである。 彼はマーラー指揮者としての定評もありケルン放送交響楽団首席指揮者時代に1991年の東京ライブ録音も含めて「マーラー交響曲全集盤」(EMI)を完成している。 今回の紹介盤「第6番イ短調”悲劇的”」はその第1弾となった1984年9月ケルンWDR放送局によるセッション録音で1985年に独harmonia mundiからリリースされた。 渋味も感じる好演、清楚なマーラーが聴ける (写真1 LPジャケット、独harmonia mundi 16 9535 3/ 写真2 LPレーベル面)。

写真1    G. ベルティーニ&ケルン放送響「マーラー交響曲第6番」2LPジャケット(独harmonia mundi-16 9535 3)

写真2    LPレーベル面