キエフ国立フィル、チャイコフスキー交響曲・ピアノ協奏曲チクルスを聴く、2005
〜2005年11月21日・22日・23日、すみだトリフォニー・ホールにて〜
2005年11月、ウクライナからニコライ・ジャジューラ率いる「キエフ国立フィルハーモニー交響楽団」が初来日、東京・すみだトリフォニー・ホールで21日から3連日に渡り「チャイコフスキー交響曲・ピアノ協奏曲全曲チクルス」の公演を行った(写真1 当日会場で配布された公演プログラム表紙/写真2 チクルス公演日程・演奏プログラム)。 ソリストにはウクライナ出身でベルギーの首都ブリュッセルで開催される世界三大コンクールの一つ「エリザーベト王妃国際コンクール(1964年)」の優勝者エフゲニ・モギレフスキーが客演した。 筆者も3日間でチャイコフスキーの交響曲・ピアノ協奏曲全曲が聴けるとのこと、しかも料金も手ごろだったので割引の連続券を求め会場に足を運んだ。 僅か3日間で交響曲全6曲とピアノ協奏曲全3曲が演奏されるプログラム構成で連日ボリューム感、聴きごたえタップリのコンサートだった。 ピアノのモギレフスキーはレコード録音も少なく筆者は今回初めての生演奏に期待したのだが少々不調気味だったのが惜しまれる。 またこのオーケストラはこの2005年の初来日以降は度々の来日を重ね年末の「第9公演」等々クラシック音楽ファンの人気を博している(写真3 2005年初来日公演の出演者紹介)。 写真4はチャイコフスキー交響曲&ピアノ協奏曲全曲演奏会3日間割引セット・チケットである。