キリル・コンドラシン&フランス国立放送管によるショスタコーヴィチ「交響曲第8番」、1969

今回スポットをあてるCDはキリル・コンドラシンがフランス国立放送管弦楽団(現フランス国立管弦楽団)に初客演した際のショスタコーヴィチ「交響曲第8番」のライブ盤である。 フランス国立視聴覚研究所の音源より2014年にAltusから初CD化された。 1969年2月5日パリのシャンゼリゼ劇場(筆者撮影 写真1)におけるステレオライブ録音である。 演奏はやや快速テンポで進める鋭角的なコンドラシンの棒に圧倒させられる。 管楽器群も冴えわたり録音がまた素晴らしい(写真2 CDジャケット、Altus-ALT309/写真3 CD演奏・録音データ)。 尚、Altusからはコンドラシン同曲ライブ盤をこのほか1967年モスクワ・フィとの初来日公演ライブ(NHK音源)もCDリリースされている(写真4 CDジャケット、Altus-ALT 067-1967年4月20日東京文化会館Live)。

写真1     シャンゼリゼ劇場、パリ(筆者撮影2003年9月)

写真2    コンドラシン&フランス国立放送管/「ショスタコーヴィチ交響曲第8番」CDジャケット(Aluts-ALT309)

写真3    CD演奏・録音データ

写真4    CDジャケット-コンドラシン&モスクワ・フィル/ショスタコーヴィチ「交響曲第8番」東京Live1967(Aluts ALT 067)