ギレリス、コーガン、ロストロポーヴィチ トリオによるベートーヴェン「ピアノ三重奏曲第7番”大公”」
今回の紹介LP、エミール・ギレリス(P) レオニード・コーガン(Vn)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)によるベートーヴェン「ピアノ三重奏曲第7番”大公”」はモノラル時代の名盤の一つだった。 1950年代中頃の露メロディア録音、紹介盤の国内盤は当時「日本ビクター」プレスの「新世界レコード」レーベルでリリースされ。(写真1 LPジャケット、SHINSEKAI PLS-33-1958年リリース盤/写真2 LPレーベル面)。 録音当時、年配のギレリスが40歳前後、コーガン、ロストロポーヴィチは30歳前後と若さ溢れる溌剌とした演奏が魅力である。 また1970年代には日本コロムビアから歴史的名盤シリーズ廉価盤でもリリースされている。 ただジャケット・デザインはこの「新世界盤」に惹かれてしまう。