クーベリック&ウィーン・フィルによるブラームス「交響曲第1番」、1957  

チェコ出身の名匠ラファエル・クーベリック(1914~1996)はロンドンのロイヤル・オペラ音楽監督を務めた1950年代、ウィーン・フィルに客演し数々の名録音を残している。 今回の紹介盤ブラームス「交響曲第1番」は1957年に完結したブラームス交響曲全集ステレオ録音からの1枚である。 彼が独グラモフォンに移籍する前の英デッカ録音時代の代表盤の一つで、紹介の国内盤LPは1964年にキング・レコードからリリースされた若きクーベリックの力演である(写真1 LPジャケット、SLC1262 / 写真2 LPレーベル面)。

写真1    R. クーベリック&ウィーン・フィル/「ブラームス交響曲第1番」LPジャケット(国内盤ロンドン-SLC 1262 )1964年リリース盤

写真2    LPレーベ面