グリュミオーによるJ.S.バッハ「無伴奏ヴァオイリン・ソナタ全曲」、ソナタ編&パルティータ編

J. S. バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」全曲レコード・CD録音の名盤は数多くリリースされているが今回の紹介盤アルテュール・グリュミオー(Arthur Grumiaux/1921~1986)盤も忘れることができない。 この録音は1960年代初頭、彼がまだ若き40歳前後に録音された今や歴史的録音だが彼が残したこの作品の唯一のものとなった。 録音の素晴らしさと共にグリュミオーの気品ある美音に惹きつけられた。 ちなみに国内盤初出LPは1962年に3枚組でリリースされているが紹介盤は1974年に「ソナタ編」、「パルティータ編」の2枚に分けての国内再プレス盤である (写真1 LPジャケット、ソナタ編、国内盤PHILIPS-X 5541/写真2 同、パルティータ編X 5542)。

写真1    LPジャケット、ソナタ編(国内盤PHILIPS-X 5541)1974年リリース盤

 

写真2    LPジャケット、パルティータ編(国内盤PHILIPS-X5542)1974年リリース盤