ケルテス&ウィーン・フィル /モーツァルト交響曲第29番&第35番”ハフナー”

ハンガリー出身の名匠イシュトヴァン・ケルテス(Kertész István/ハンガリー表記/1929~1973)はウィーン・フィルとの信任も厚くレコード録音もブラームス交響曲全集等々数々の名盤を残している。 今回の紹介LP、モーツアルト交響曲第29番&第35番”ハフナー”は彼がテル・アヴィヴの海岸の遊泳事故で亡くなるおよそ半年前1972年11月のセッション盤で当時「第25番ト短調」も収録された。 ケルテスの気品ある優美で爽やかな演奏に魅了される。 この録音もこれまで何度となくLP、CDでリリースされてきたが紹介盤は1995年にキング・レコードから「ザ・スーパー・アナログ・ディスク」として限定リリースされた米国プレス盤である。 LP初期盤同様の重量盤で安定感ある再生音にも魅力を感じる(写真1 LPジャケット、米国プレスの国内盤、ロンドン KIJC 9156 /写真2 LPレーベル面)。

写真1    ケルテス&ウィーン・フィル「モーツァルト交響曲第29番・第35番」スーパー・アナログLPジャケット(ロンドンKIJC 9156 米国プレス盤)

写真2    LPレーベル面