ケーナの響き/ウニャ・ラモスーゴールデン・ディスク

南米アンデス地方発祥の縦笛、ケーナ(Quena)は素朴で何か温かみも感じる音色に魅了される。 アルゼンチン出身、ウニャ・ラモス(Uña Ramos/1933~2014)は作曲家でありケーナの第一人者だった。 今回の紹介LP「ウニャ・ラモス ゴールデン・ディスク」(写真1 日本ビクター-VIP-10005/写真2 LPレーベル面)はケーナの響きをダイレクトに感じるまさにベスト・アルバムだった。 録音と共に音の分離も素晴らしい。 このアルバムは彼が1970年代にアルゼンチンのトローヴァ(Trova)レーベルに録音した音源から名演を選び編集されたビクター盤で1976年にリリースされた。 世界的名曲「コンドルは飛んで行く」ほか数々の彼の名演奏が気軽に楽しめる1枚である。

写真1    LPジャケット(国内盤ビクター VIP-10005)1976年リリース

 

写真2    LPレーベル面