ゲルギエフのヴェルディ「レクイエム」

ヴァレリー・ゲルギエフのヴェルディ「レクイエム」はソリストに当代の人気歌手が勢ぞろいしたレコーディングだった。 アメリカ出身のソプラノ「ルネ・フレミング」は主要外国語を流暢にこなし彼女のジャンルはクラシックのみならずシャンソン、ジャズ、ロックなど幅広いレパートリーの持ち主として知られている。 またメゾ・ソプラノにはマリインスキー劇場の国際的名歌手「オリガ・ボロディナ」、テノールとバスにはそれぞれイタリアを代表する「アンドレア・ボッチェリ」「イルデブランド・ダルカンジェロ」が貫禄ある美声を聴かせている。 オペラ指揮者としても定評があるゲルギエフの指揮も冴えわった力演である(写真1  ヴェルディ「レクイエム」/ゲルギエフ&キーロフ管&合唱団ほかデジパック仕様2CDジャケット 2000年7月録音-Philips 468 079-2) 。 因みにこの初出盤は「PHILIPS」のロゴマークがあるドイツ制作のCD盤である (写真2  CDレーベル面)。 またこのセッション録音の会場は音響が素晴らしいことでも有名なロンドンの「オール・ハロウズ(教会)ゴスペル・オーク(All Hallows,Gospel Oak)」で行われている(写真3  オール・ハロウズ・ゴスペル・オーク 、インターネット画像から)。

写真1    ゲルギエフ&キーロフ管・合唱団ほか/ヴェルディ「レクイエム」(Philips Classics 2CDデジパック仕様初出ジャケット 468 079-2)

写真2    CDレーベル面

写真3    録音会場-「All Hallows Gospel Oak London」(インターネット画像から)