ゲーナ・ディミトローバのパリ、ライブ 1985
〜 プッチーニ歌劇「トゥーランドット」〜
ブルガリア出身、20世紀に活躍した世界的ソプラノ歌手ゲーナ・ディミトローヴァ(Gena Dimitrova/1941~2005)は「トゥーランドット」の当たり役として定評があった。 紹介盤はソフィア国立歌劇場のパリ公演、1985年2月26日、文化宮殿(Le Palais de la Culture)における貴重ライブ録音、当時のブルガリア国営レコード-バルカントン(BALKANTON)制作によるものである。 紹介盤(2LP)はその年にリリースされた仏「Le Chant du Monde(harmonia mundi France)」盤である(写真1 Le Chant du Monde 、LDX78 796~97/写真2 LPレーベル面)。 出演はタイトロールのディミトローヴァをはじめ当時のソフィア国立歌劇場メンバーにブルガリア国立合唱団が加わる。 またソフィア・フィルを振るボリス・ヒンチェフ(Boris Hinchev)はブルガリアのオペラ指揮者として活躍、イタリア・オペラを得意とした(写真3 LP演奏・録音データ、LPジャケット裏面)。