コレギウム・アウレウム合奏団による「英雄」
前回に続いてコレギウム・アウレウム合奏団のLPから当時注目されたベートーヴェン「交響曲第3番”英雄”」を紹介したい。 この録音は古楽器によるベートーヴェン時代の小編成で演奏された初のレコードとして話題になった。 国内盤初出は1977年だったと思うが紹介盤は1981年廉価盤での再リリース盤である。 またこの録音も先の「奥様女中」同様「フッガー城-糸杉の間」で行われている(1976年6月)。 録音の素晴らしさと共に素朴ながら優美な「エロイカ」が聴ける1枚である(写真1 LPジャケット、テイチクULS-3241-H/写真2 LPレーベル面)。