コート・ダジュールへの小旅行(3)、2003
ニース🚍⇨ アンティーヴ🚍⇨ カンヌ🚍⇨ グルノーブル、
2003年8月24日行程3日目(最終日)はニースからほど近い古都アンティーヴ(Antibes)と国際映画祭でも有名なカンヌ(Cannes)に立ち寄り一路グルノーブルに戻る行程である。 どちらの街も「コート・ダジュール」の国際的なリゾート観光地、酷暑に見舞われたこの年は長期ヴァカンスを楽しむ多くの観光客で賑わっていた。アンティーヴへはバスでおよそ50分、午前10時前に到着した。 こちらでは昼食時間を挟み約4時間の自由行動が設けられた。 この街は「ピカソ美術館」があることでも知られその建物はかつて17世紀のグリマルディ家の城塞であった。 戦後ピカソがこの城をアトリエとして使用していたことからその後現在では「ピカソ美術館」として使用されている。 ここからの地中海の眺望も素晴らしい(写真1 ピカソ美術館、筆者撮影)。 また隣接する「アンティーヴ大聖堂」も美しかった(写真2 アンティーヴ大聖堂、筆者撮影)。 旧市街は細い路地が多くなかなかレトロな雰囲気が味わえる街である(写真3 旧市街の裏路地、筆者撮影)。 また旧市街中心部にあるANTIBEA THEATRE(アンティビ劇場)という小劇場にも目が留まった(写真4 ANTIBEA THEATRE、筆者撮影)。 酷暑のなかアンティーヴのビーチには大勢のヴァカンス客が海水浴を楽しんでいた(写真5 アンティーヴのビーチ、筆者撮影)。 さらに歩いていくと港に停泊するヨットやクルーザーの数も凄かった(写真6 筆者撮影)。
午後2時、カンヌに向けて出発、およそ40分弱で到着した。 カンヌでは2時間の自由行動。 国際映画祭のメイン会場となる会議場(Palaisdes Festivals et des Congrès)の看板に今夏の酷暑、「Cet été, il fait très chaud!」をもじって「Cet été, il fait très show!(今夏、素晴らしいショーを開催!)とウィットに富んだ表現に「座布団、1枚!」と思った(写真7 筆者撮影)。 このほか隣接するカジノにも立ち寄ってみた(写真8 筆者撮影)最後にネオクラシック様式の格調ある「市庁舎」(写真9 筆者撮影)を眺めながら歩いていると海岸沿いにレトロな1960年代のクルマ「シトロエン2CV」を見かけ驚いた(写真10 筆者撮影)。 カンヌを午後5時過ぎに出発、復路は高速に乗り一路グルノーブルへ、途中夕食休憩等で2回ほどサービス・エリアで休憩、グルノーブルの宿舎到着は午後11時を回っていた。
(おわり)